「介護業界は人手不足」といっても、採用担当者の目はシビア。入社のチャンスを逃していたのは、転職活動のちょっとした思い違いやうっかりミスだった…なんてことも。
このページでは、転職活動で必要な「職務経歴書」に関する失敗談を、介護求人ナビ編集部からのアドバイス付きでご紹介。「あの時こうしていれば…」と後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください!
〈事例1〉職務経歴書を提出しなかったら、やる気がないと思われて…
35歳/女性/ねこ
職務経歴書の書き方がよく分からなかったし、経歴は履歴書に書いてあるから大丈夫かなと思ったので、職務経歴書を提出しなかったんです。でも、同じ日に面接を受けた人たちは、みんな持ってきていたらしく、なんか気まずい雰囲気に。結局、私だけ不採用でした…。
《アドバイス》
履歴書に記入する経歴は、事業者があなたの経歴をおおまかにチェックするもの。一方、職務経歴書は、事業者があなたのスキルや実務能力を具体的に確認するための書類です。
介護業界の場合、職務経歴書を提出しない人も少なくないようですが、だからこそ職務経歴書を提出することで、あなたのやる気やスキルを強くアピールすることができます。特に、管理職やリーダーを目指すのであれば、用意することをお勧めします。
また、職務経歴書を書き、自分自身のスキルを再確認することは、面接での自己PRにも役立ちます。
職務経歴書は決まったフォーマットがないため、難しいと思う人が多いようですが、
「職務経歴書の書き方」のページでは、
基本の書き方を丁寧に解説!
職務経歴書のテンプレートが無料でダウンロードできます。
自分のスキルを十分にアピールできる職務経歴書を作りましょう。
>> 履歴書・職務経歴書の疑問はQ&Aで解決!!<<
〈事例2〉介護職経験は長いのに、書くことが見つからない
28歳/女性/ナツミ
学校を卒業してから8年間、同じ施設で介護職として働いていました。介護の経験は長いけど、ずっと同じ仕事をしていたので、特に書くことも見つからなくて。転職した経験もないので、結局スカスカの職務経歴書になってしまって、なんか自信がなくなりました。
《アドバイス》
例えば、職務内容を「介護に携わる」など、一言で終わらせていませんか?
前職であなたがどのような業務をしてきたのか、もっと具体的に記入すれば、空白が多くなってしまうことはないはずです。
施設に勤務していたのなら、「担当していた利用者の人数」「利用者の要介護度」「参加していたプロジェクトでの活動」などを詳しく記入してみましょう。 また、実際に起こったトラブルやそれにどう対処したのかを書けば、採用担当者にあなたの対応力や仕事に対する姿勢を強くアピールすることができます。
今までの業務をもう一度見直して、あなた自身のスキルがよく具体的に分かる情報を盛り込んでみましょう。
>> 「職務経歴書の書き方」は、こちらで詳しく紹介しています。<<
〈事例3〉誤字のまま提出した職務経歴書が命取りに
40歳/男性/マサ
以前勤務していた事業者の名前を間違えて書いてしまったけど、書き直すのが面倒だったのでそのまま提出したんです。ちょっと読んだだけじゃ、気づかないだろうという甘えがあったんですね。でも面接の時、真っ先に指摘されてしまって、頭が真っ白になりました。
《アドバイス》
履歴書と同様、職務経歴書も誤字・脱字は厳禁です。 提出前に必ず確認し、誤字・脱字があった場合は、訂正したりせず、最初から書き直すようにしましょう。
履歴書は手書きが基本ですが、職務経歴書はパソコンでも大丈夫ですので、手書きが苦手な人はパソコンで作成することをおすすめします。パソコンなら、誤字・脱字を見つけた時も、簡単に訂正することができます。
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