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介護業界 チャンスの理由

ヘルパー、介護職、ケアマネ…どの職種が人気?~介護業界チャンスの理由8

2018年12月22日

1前回は従業員の不足感が増していることや、施設の介護職員にくらべて訪問介護員(訪問ヘルパー)が足りないということをご説明しました。けれど、介護に携わる仕事は、訪問介護員と介護職員だけではありませんよね。実は、職種によってもかなり状況が違います。

今回はさらに詳しく職種別のデータをお伝えします。また、就職先を考える上では、仕事内容のほかに、どんな施設で働くのかも気になります。後半では社会福祉法人、民間企業など、法人による状況の違い、事業所の開設年数による違いもご説明していきます。

 

 

ケアマネジャー、サービス提供責任者、生活相談員…さまざまな職種の人材ニーズは?

職種によってどんな違いがあるのか、前回ご紹介した「介護労働実態調査」を再び、見てみましょう。下記では、事業所にアンケートをとり、職種別の不足感を表しています。
グラフは「不足感がある」と回答した事業所を青、「適当である」を赤、むしろ「過剰」を緑で表しています。

従業員の過不足の状況(職種別)

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*介護労働安定センター「平成24年度 介護労働実態調査  介護労働の現状について」

こうしてみると、やはり、訪問介護員(訪問ヘルパー)の不足感がもっとも高いことがわかります。一方、さほど不足していない職種もあります。生活相談員では82.2%、介護支援専門員(ケアマネジャー)は75.6%、サービス提供責任者は71.8%の事業所が「適当」と回答。「不足」と回答する事業所も16~26%あるので、ニーズが少ないわけでは決してありません。ただ、訪問介護員や介護職員の不足度合に比べると、まだ人員が配置できているといえます。

生活相談員、ケアマネジャー、サービス提供責任者などは、資格や実務経験などが必要となる職種。働く職員やプランをコーディネートしたり、マネジメントする立場です。事業所は、その種類ごとに、そうした役割の人を何人配置するか、あらかじめ決められています。給与や勤務条件も、介護職員に比べると良いことが多く、比較的狭き門と言えるかもしれません。

・・・こうしてみると、訪問介護員(訪問ヘルパー)と介護職員が、最も勤務先の選択肢が多く、選べる立場になれる職種だと言えるでしょう。

 

社会福祉法人・医療法人・民間企業…法人の特性によっても違う従業員の不足感

3それでは、訪問介護員(訪問ヘルパー)と介護職員(施設で働く介護職)に絞って、より詳しく見てみましょう。どんな事業所で特に人材が求められているのでしょうか。

下記は、訪問介護員と介護職員の従業員の過不足を、法人格別に比較したグラフ。先ほどと同じように、「不足」が青、「適当」が赤、「過剰」が緑で示されたグラフで比較してみます。

 

従業員の過不足の状況(法人格別)

*介護労働安定センター「平成24年度 介護労働実態調査  介護労働の現状について」

*介護労働安定センター「平成24年度 介護労働実態調査  介護労働の現状について」

左側の「訪問介護員」での比較をみると、最も不足感が高いのは、民間企業だということが分かります。対して、低めなのは社会福祉法人、次いで医療法人ですね。
次に、右側の「介護職員」を見てみましょう。訪問介護員では、最も不足感が高いのは社会福祉法人、次に医療法人が続きます。訪問介護員とは逆の傾向ですね。

また、最近増えている、非営利組織であるNPOでは、介護職員の過不足状況(右側のグラフ)は、適当と回答する事業所が6割弱。比較的、人が確保できていると言えます。一方、訪問介護員(左側のグラフ)はかなり不足している様子。同じNPOでも訪問介護員と介護職員ではかなりチャンスに違いがあるといえます。

 

オープニングスタッフは狭き門?広き門? 開設後の年数によってもニーズが異なる

次に、事業所ができてからの経過年数で見てみましょう。いくつか特徴がみられます。

従業員の過不足の状況(経過年数別)

*介護労働安定センター「平成24年度 介護労働実態調査  介護労働の現状について」

*介護労働安定センター「平成24年度 介護労働実態調査  介護労働の現状について」

左側の訪問介護員(訪問ヘルパー)は、開設1年未満だと、比較的、人が確保できており不足感は低め。1年以上になると、年数による不足感の違いは大きくありません。

一方、右側の、施設の介護職員のグラフを見ると、年数により違いがあります。
まず、1年未満の開設まもない時期を見てみましょう。「不足」と回答する事業所が多い一方で、「過剰」という事業所も他の年数に比べて多め。オープン当初は適当な人数のバランスを見極めるのが難しいことが分かります。その後、年数が立つにつれ、不足感は減少傾向。しかし5年を超えると、またニーズが高まります。
施設で働くなら、もっともニーズが高いのはオープニングスタッフや、開設後まもない施設と言えそうですね。

 

これらのアンケートは、人材ニーズの高さ(=チャンスの数が多いかどうか)だけでなく、働きやすさという観点でも参考になります。
人材ニーズがあるということは、逆を言うと、人手が足りていないということ。その場合、忙しい職場である可能性も高いのです。
もちろん、多くの介護職員がゆったりきめ細かくケアすることを理念にした施設もありますから、一概には言えません。ただ、忙しすぎる職場を避けたい方は、こんな視点も持ちながら、求人応募先を考えたり、面接で確認するなどをおすすめします。その方が長く働ける、本当に自分にあった職場が見つかるでしょう。

今回は職種や法人、開設年数によって従業員の不足状況が異なり、チャンスの大きさも異なることをみてきました。あなたの希望の職種や法人はどんな状況でしたか。どこでどんな仕事をするかによって、身に付くスキルも変わってきます。今後のキャリアを考える上での参考にしてみてくださいね。

次回は、介護業界で働く人を増やすための待遇改善などの取り組みをご紹介します。

●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●

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