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2022年10月19日

送迎ドライバーは未経験でも転職できる?必要スキルや向き不向きを徹底解説

送迎(介護)ドライバーは介護に関わる仕事です。そのため特別な資格や介護経験がないとできないと思われる方も多いのではないでしょうか。

ここでは送迎ドライバーの仕事に必要な資格やスキルなど、未経験での転職で気になる介護業界での送迎ドライバーについて解説します。仕事の適性についてもご紹介するのでぜひ参考にご覧ください。

目次

1 送迎(介護)ドライバーに必要な資格
 1-1 送迎(介護)ドライバーに普通自動車第二種運転免許は必要?
2 送迎(介護)ドライバーに必要なスキル
3 送迎(介護)ドライバーの主な仕事内容
4 送迎(介護)ドライバーに向いている人の特徴
5 送迎(介護)ドライバーに向いていない人の特徴
6 送迎(介護)ドライバーは未経験からでも転職できる!

送迎(介護)ドライバーに必要な資格

・普通自動車第一種運転免許

送迎(介護)ドライバーになるために必ず持っておかなければならない資格は「普通自動車第一種運転免許」です。一般的に「普通自動車運転免許」とも呼ばれる免許で、運転免許のなかではもっとも取得が簡単なものです。車を運転する多くの人が取得している免許なので、送迎(介護)ドライバーを目指す前から持っている人も多いのではないでしょうか。
この免許を持っていると、普通自動車、小型特殊自動車、原動機付自転車を運転できます。

送迎(介護)ドライバーに普通自動車第二種運転免許は必要?

送迎(介護)ドライバーには二種免許は必要ありません
第二種運転免許は旅客を運送する「旅客自動車」を運転するのに必要な免許ですが、送迎(介護)ドライバーが運転する、施設・自宅間を移動するだけの自家用車は旅客自動車には分類されません


一方、介護タクシーの運転手は乗客から料金を徴収する「旅客自動車」の運転手なので、第二種免許が必要です。


>>介護タクシーの運転手について詳しくはこちら<<

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送迎(介護)ドライバーに必要なスキル

送迎(介護)ドライバーには特別な資格が必要ないとはいえ、一定のスキルが求められます。
ここからは介護に関わるドライバーならではのスキルを詳しく解説します。

運転スキル

送迎(介護)ドライバーのもっとも重大な仕事は、介護サービスの利用者さんを安全に施設・自宅へ送り届けることです。道路交通法を遵守することは言うまでもありませんが、人を乗せていることを意識した丁寧なブレーキやハンドル扱いが大切です。普段から無事故・無違反を心がけ、冷静に運転できる人や、過去に車を運転する仕事を経験している人は自然と身についているでしょう。

コミュニケーション能力

施設や自宅までの送迎中は利用者さんとの会話が発生します。利用者さんを送り届ける際には家族への報告や施設からのお知らせを説明する場面もあり、コミュニケーションをとる機会は多いでしょう。ただ会話するだけでなく、コミュニケーションを通して利用者さんの体調や気分の変化を読み取ることで、より効果的なサービスを提供できるはずです。また利用者さんとの信頼関係を築くことができれば、施設に対する信頼感にもつながります。

忍耐力

介護施設の利用者さんは基本的に高齢者なので、身体が不自由な場合も多いです。原則、すべての移動はゆっくりと慎重に行う必要があります。特に送迎(介護)ドライバーは利用者さんの安全を一手に担っているため、運転中は細心の注意を払わなくてはいけないでしょう。朝夕の送迎の際など、何軒もの家を回る際などは焦る気持ちもありますが、冷静に行動するスキルが求められます。

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送迎(介護)ドライバーの主な仕事内容

送迎ドライバーの主な仕事は、車を使って利用者さんを送迎することですが、実はその他にも細かい業務がいくつかあります。ここでは送迎ドライバーの仕事内容を詳しく解説します。

利用者の送迎

出勤後はまずその日の送迎ルートや迎えにいく利用者さんの確認をし、送迎に向かいます。施設利用終了の時間になれば、利用者さんをそれぞれの自宅に送り届けます。
デイサービスや通所リハビリ・ショートステイなどの送迎の場合、日によって利用者数や介助の有無、送迎時間などが異なります。利用者さんの状態によっては送迎時刻にあわせた準備がむずかしいこともあるので、常に不測の事態を想定し、その時々で最適な行動をする必要があるでしょう。

車両の整備や点検

車両を使用する前には、ガソリンの残量やタイヤの空気圧の確認、車内の清掃・消毒などを行います。乗車するすべての人の安全を確保しつつ、利用者さんが快適に過ごせるように車両を整備します。
車椅子のまま乗り込めるパワーリフトをつけている車両は、パワーリフトの操作や車椅子用シートベルト、ロックの点検も欠かせません。

送迎記録・運行記録の作成

送迎記録・運行記録とは使用している車両の異常や運行時間、距離などを記録するものです。項目に公的なフォーマットはありませんが、送迎(介護)ドライバーが記入し、同乗した職員とドライバーがサインをする形式が一般的でしょう。
車両の傷や給油の有無の記入が漏れてしまうと、後々大きなトラブルにつながりかねないので正確に記入することが大切です。

送迎計画の作成

送迎計画ではスムーズに送迎業務を行うことを目的に、その日の送迎ルートを事前に設定します。担当の介護スタッフや施設責任者が作成することが多いですが、実際に運転を行う送迎(介護)ドライバーが担当することもあります。利用者さんの施設利用状況や個人情報をもとに作成するため、責任を持って作成・管理しなければなりません。システムを使って自動化している施設の場合は、システムの利用方法を把握する必要があるでしょう。

その他の雑務

施設状況によって異なりますが、送迎業務の前後にはさまざまな雑務を行う場合があります。備品の買い出し現場での介護業務の補助備品の修繕・補修などが主な業務です。
応募する職場でどのような業務を担うことになるのか、面接の際などに事前に確認しておくとよいでしょう。

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送迎(介護)ドライバーに向いている人の特徴

実際に送迎(介護)ドライバーに向いている人とはどういった人なのでしょうか。ここでは送迎(介護)ドライバーの適性について解説します。

運転が好きな人

送迎(介護)ドライバーの業務では送迎車の運転がもっとも多くの時間を占めます。車の運転が好きな人、長距離・長時間の運転でもあまり苦にならない人が向いているといえるでしょう。ルートや駐車位置を考えるといった、運転にまつわるさまざまな業務を楽しく行えることも大切です。
また「同乗者を乗せての運転」が必要な仕事なので、そこが苦にならないかどうかもあわせて考えましょう。

高齢者と話すことが好きな人

送迎(介護)ドライバーは業務中の多くの時間を高齢者の利用者さんと過ごします。利用者さんと密なコミュニケーションを取る時間も多いので、高齢者と関わることが好きで、親切・丁寧なコミュニケーションを図れる人は適性が高いといえます。
利用者さんの家族と接する機会も多いので、送迎時や乗車・降車時のあいさつ、声かけなどを気持ちよく行えるとよいでしょう。

献身的な人

利用者さんの希望や考えていることを察して、親切・丁寧に対応することが好き、得意だという人は送迎(介護)ドライバーに向いているといえます。これは送迎(介護)ドライバーだけでなく、介護業界で働くスタッフとして重要な要素です。
人のために尽くすことに喜びを見いだせる献身的な人は介護業界全体に適性があるでしょう。送迎(介護)ドライバーはもちろん、幅を広げてほかの介護の仕事を探してみるのもおすすめです。

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送迎(介護)ドライバーに向いていない人の特徴

送迎(介護)ドライバーに向いていない人の特徴は大きく2点あります。どうしても送迎(介護)ドライバーになりたい場合は意識して改善できることもあるので、それぞれ見ていきましょう。

運転に不慣れな人

送迎(介護)ドライバーにとって、車の運転の経験値は最低限必要な要素です。利用者さんを施設・自宅へ送り届けるためには安全運転できる技術が不可欠。運転が不慣れな人は別の介護職種を検討するか、運転の経験を積む必要があります。自分の運転スキルがわからない人は、第三者に同乗してもらい客観的な判断してもらいましょう。教習所で行われるスキル向上のための講座に参加するのもおすすめです。

一人で黙々と仕事をしたい人

送迎(介護)ドライバーは一人で黙々と運転すればよいというわけではなく、利用者さんと密なコミュニケーションを取る必要があります。施設スタッフや利用者さんの家族と関わる機会も多いので、運転だけを黙々としたいという人には向いていないでしょう。
とはいえ勤務を始めてから、コミュニケーションが思ったより嫌ではなかったと気付くケースもあります。送迎(介護)ドライバーへの志望理由を深掘りして、コミュニケーションへの不安を上回る動機があれば応募してみてもよいでしょう。

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送迎(介護)ドライバーは未経験からでも転職できる!

送迎(介護)ドライバーは介護施設の利用者さんを施設や自宅へ安全に送り届ける仕事です。
普通自動車免許を持っていれば未経験の人でも働くことはできますが、必要なスキルや向き不向きはあります。勤務を始めてから身につけられるものもあるので、送迎(介護)ドライバーとして働きたいと思った理由を掘り下げながら、自分のキャリアを考えることが大切でしょう。

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