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2019年07月07日

介護士は未経験からキャリアアップ可能?取っておきたい資格や先輩のお悩みもご紹介

高齢化が進んでいる今、介護関係の職種のニーズは年々増加傾向にあります。しかし、介護関係の転職を考えている人の中には、資格や経験が求められるのではないかと不安に思う方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、未経験でも介護士を始められるのか、その疑問について答えていきます。実際に未経験から介護士になった先輩のお悩みもご紹介するので、ぜひご覧ください。

介護士は未経験でも始められる?

介護士は未経験からでも始めることが可能です。行える業務は限られたものになりますが、基本的に介護士は経験や資格の有無に関係なく働けます
主な業務は、室内掃除や居室のシーツ交換といった「生活援助」や、食事・排泄・入浴・着替えの介助など、利用者さんに直接触れて生活動作を補助する「身体介護」です。
訪問介護で働く場合は「身体介護」を行うために資格が必要ですが、介護施設で働く場合は「生活援助」も「身体介護」も無資格で行うことができます。

 

未経験から介護士への転職をおすすめする理由

未経験からの転職は不安も多くあると思いますが、介護業界ならではのメリットもたくさんあります。なかでも介護士への転職がおすすめの理由について、いくつかご紹介します。

 

 

年齢・性別関係なく始めやすい

介護士は、年齢・性別に関係なく始められる点が大きな特徴です。
入居者の増加により、積極的な採用をしている施設も多く、経験の有無や年代に関係なく活躍できるでしょう。出産後、社会復帰にブランクがある女性や、定年に近い年齢で新しい仕事を探したい方にもおすすめです。雇用形態が豊富な施設も多いので、自分のペースでムリなく始められるでしょう。

 

 

将来的にも需要がある

少子高齢化が進行している影響で介護の需要は年々増しています。今から介護のスキルを身につけておけば、今後より一層介護士の重要性が高まるなかで、重宝される存在になれるでしょう。
また、介護士で得たスキルは業務以外でも活かせる場合があります。自分の家族の介護が必要になった際も、あらかじめ介護の知識がある場合とない場合では、対応のしやすさに大きな差が現れるでしょう。

 

 

比較的、残業が少ない

介護士は比較的残業が少ない傾向にあります。介護士として働く人の約半数は残業がなく、あっても週に5時間未満がほとんど。1週間の平均残業時間は1.5時間です(※)。従事している施設内での役割や、施設規模にもよりますが、基本的に、ワークライフバランスの整った職業といえるでしょう。
また連休や時短勤務といった、従業員が働きやすい環境を作っている施設も増加傾向にあります。介護士としてスキル・経験を積み重ねつつ、自分の時間も大切にしたいと思っている方にぴったりな職業と言えるでしょう。
(出典:公共財団法人介護労働安定センター「令和2年度介護労働実態調査」)

 

 

未経験でも取れる!介護関係のおすすめ資格

介護士は入職したらそれで終わりではなく、さまざまな方法でキャリアアップを目指せます。転職活動を有利に進めるとともに、今後の可能性を広げる、未経験でも取っておきたい資格をご紹介します。

 

 

介護職員初任者研修

まずは「介護職員初任者研修」(通称・初任者研修)の取得がおすすめ。初任者研修は介護業界の入門的資格で、9科目130時間の授業を受け、試験に合格すると取得できます。一部のカリキュラムでは通信課程で学修できるので、働きながらでも自分のペースで進められるでしょう。
初任者研修を修了すると、食事介助や入浴介助、移乗などの「身体介護」ができるようになり、業務の幅が広がります。

 

 

介護福祉士実務者研修

初任者研修の上級資格です。学校に通わずに国家資格である介護福祉士の試験を受けるために必須の資格なので、キャリアアップを検討している方はぜひ取得を検討しましょう。
実務者研修の取得には20科目450時間の授業を受ける必要があり、初任者研修より学習内容は大幅に増えています。しかし、初任者研修を修了している場合、130時間分のカリキュラムが免除になるので、無資格者より早いペースで取得が可能です。

 

 

介護福祉士

介護に関する唯一の国家資格です。保有していることで、介護士としての知識や技能を習得していることを証明してくれるので、転職活動でも有利に働くでしょう。
未経験で取得するためには福祉関連の大学や短大、専門学校の卒業が必須。これらの学校を卒業せずに取得するには、3年以上の実務経験を積み、「実務者研修」もしくは「介護職員基礎研修」と「喀痰吸引等研修」を修了することで、試験を受けられます。

 

 

未経験でも介護士に転職できた!経験者の声

実際に未経験で介護士に転職した先輩たちは、どんなきっかけで転職を決めたのでしょうか?異業種からの転職を成功させた方の体験談をご紹介します。ぜひご覧ください。

 

 

<Tさん:ブライダル業界から有料老人ホームへ転職>
Q.転職を決めたきっかけは?
A. 転職した前職の上司に誘われて。悩んだ末、「この人についていきたい」と思い、転職のお誘いをいただいて1年以上経ってから、今の有料老人ホームに転職しました。

Q.転職前に不安だったことは?
A. 介護の仕事に対するネガティブなイメージがありました。でも、何度か施設を見学して、職員の方に相談する中でもらった、「どうしたら楽しい生活にしていけるか、それを創造していけるのが介護士だよ」という言葉で考え方が変わりました。

Q. 今後の目標は?
A.施設長になること。地域で愛され、地域に貢献でき、社会全体に影響を与えられるような介護の場をつくれたらいいなと思っています。

≫インタビュー全文はこちら≪

 

 
<Kさん:携帯電話販売員から訪問介護ヘルパーに転職>
Q.転職を決めたきっかけは?
A. 新型コロナの影響で地元に帰って仕事をしたいと思ったこと。訪問ヘルパーとして働く母の様子を聞いて高齢者の方の生活を助ける仕事に興味を持ちました。

Q.転職前に不安だったことは?
A. もともと家族の生活サポートをしていたこともあり、実はあまりありませんでした。ただ最初はもちろん分からないことばかり。その場で解決するために、とにかく色々な人に頭を下げて教えてもらいました

Q. 今後の目標は?
A.まずは介護士として一人前に。ゆくゆくは身体障害がある人のためのグループホームを作りたいです。

≫インタビュー全文はこちら≪

未経験から介護士に転職した先輩たちのお悩みと解決策

未経験から介護士への転職にはもちろん困難もあります。未経験から介護士になった先輩方のお悩みを踏まえて、事前に対応できるものは解決しておきましょう。職員からのアドバイスも一緒にご紹介するので、きっと自分に活かせる解決策が見つかるはずですよ。

〈事例1〉何もできない自分が歯がゆい!やっぱり資格や経験がないとダメ?(33歳・女性)

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無資格・未経験で有料老人ホームに転職しました。やる気はあるのですが、何もかもが初めてのことばかりで、仕事がなかなか覚えられないんです。
私より年下のスタッフがテキパキ仕事をしているのに、私がもたもたしているのでフォローされてばかり。迷惑をかけているかと思うと、心苦しくてツラいです。


《アドバイス》
介護業界に限らず、新しい仕事や職場に飛び込んだ時は、誰でもとまどいを感じるものです。特に介護の仕事は、専門的な知識や経験、入居者ひとり一人に合わせた臨機応変な対応が求められるため、無資格・未経験で転職したばかりの時は、すぐに仕事はできなくても当然。事業者や職場のスタッフは、あなたが無資格・未経験ということを知ったうえで受け入れています。「即戦力」として活躍できないことにクヨクヨするのではなく、素直に先輩から学び、できることを増やしていくことが重要。それが職場の期待に応えることなんだと、気持ちを切り替えてみましょう。

また、介護業界では、資格を取得することもキャリアアップのための重要な要素です。
もしも人に遅れをとることをプレッシャーやストレスに感じるのであれば、働き始めてからでも遅くはないので、資格の勉強を始めてみてはいかがでしょうか

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〈事例2〉要介護度が低く、元気な方の介護がしたいと思うのは、ワガママ?(23歳/女性)

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もともとおばあちゃん子だったこともあり、介護の仕事に興味をもちました。介護職員初任者研修を修了し、未経験で介護老人保健施設に就職。でも、老健は要介護度が高い方が多かったので、介助が難しくて…。
看取りを経験したこともショックで、その職場で働き続ける自信がなくなり、1カ月で退職してしまいました。
お年寄りと楽しく会話ができるようなところで働きたいのですが、ワガママでしょうか…。

《アドバイス》
介護施設の種類によって、利用者の要介護度や必要なケアには違いがあります
入居者の生活をサポートする「有料老人ホーム」、認知症の方がアットホームな雰囲気のなかで共同生活をする「グループホーム」、入居施設ではありませんが、在宅で生活しながら原則日中のみ利用する施設「デイサービス」などの施設は比較的要介護度が軽い方が多いでしょう。

まずは、施設の種類とそれぞれの特徴を知ることが大切。その上で、事業者の特徴や具体的な仕事の内容を確認し、自分の「やりたいこと」と「できること」をマッチングさせることが、失敗しない転職先選びのポイントです。面接の時には、実際に施設を見学させてもらい、入居者の様子なども見せてもらうと良いでしょう。

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〈事例3〉会話するのも笑顔をつくるのも苦手…。介護の仕事は向いてない?(26歳/男性)

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フリーターから転職し、老人ホームに転職しました。以前は製造業の仕事で人と話すことが少なかったせいか、おしゃべりが苦手だし、利用者様と話すきっかけがつかめなくて…。
せめて笑顔で接したいと思っているのですが、愛想笑いも苦手。介護の仕事は向いていないかもしれないと悩んでいます。


《アドバイス》
入居者との会話は大切なことですが、必ずしも上手に話す必要はありません。自分から話すことが苦手なら、聞き役になってみてはいかがでしょうか
話すきっかけがつかめないなら、まず相手のことを知る努力をしてみましょう。例えば、上司の許可をとって入居者のプロフィールなどを確認する、入居者と仲のいいスタッフから話を聞くなど、方法はいろいろあります。会話に自信が持てないのなら、上手にコミュニケーションをとるためのコツを紹介した本などを読み、スキルを磨くこともおすすめです。

また、高齢者は経験豊富な人生の先輩でもあります。つくり笑顔や心にもないお世辞などは、見抜かれていることも多いようです。
無理に笑顔をつくるのではなく、不機嫌な顔に見えないように心がけてみましょう。例えば、鏡を見て口角をあげる練習をしてみてはいかがでしょうか。少し柔らかい表情にしようと気をつけるだけで、話しやすい雰囲気をつくることができるはずです。

>>介護の仕事の3つの魅力とは?未経験者歓迎のお仕事もご紹介!<<

 

 

介護士は未経験からキャリアアップを目指せる!

介護士は時代の流れとともに需要が高まっているため、未経験でも働きやすい職業といえるでしょう。ワークライフバランスも整いやすい環境なので、どの年代の方でも問題なく働けます。また、介護士としてスキル・経験を日々研鑽すれば、業務の幅も広がりキャリアアップを目指せる点も嬉しいポイントです。自分の将来のキャリアも考えつつ、資格の取得なども視野に入れておきましょう。

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この他にも、転職者の失敗談&アドバイスを、以下のページでご紹介しています!

・今までと違うタイプの事業所へ 【介護業界内の転職】
・転職先の同僚との人間関係に悩み 【職場の人間関係】
・履歴書にネガティブ動機は書いちゃダメ? 【履歴書の書き方に失敗】
・面接は下調べが重要! 【面接の準備で失敗】
・職務経歴書を出さないと不利? 【転職の書類で失敗】
・応募時は入力間違いに要注意! 【転職サイトでの失敗談】

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