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2018年01月31日

同じ法人で、訪問介護、介護タクシー、ケアマネを経験~転職体験Uさん2 | 「介護求人ナビ 介護転職お役立ち情報」



◆デイサービス(正社員/介護職) → 訪問介護・介護タクシー・ケアマネジャー(正社員)

U・Tさん(男性・43歳)
●デイサービス(勤務期間:4年)
●訪問介護・介護タクシー・ケアマネジャー(勤務期間:9年)
介護タクシー・ケアマネジャー兼務(給与:基本給与+資格手当〔介護福祉士1万5000円、ケアマネジャー4万円〕)

保有資格:ヘルパー2級(現介護職員初任者研修)、介護福祉士、介護支援専門員、普通自動車二種免許
家族構成:妻

*U・Tさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目、2回目、3回目4回目(最終回)はこちら


【訪問介護に転職して】1対1の仕事は自分に合っていた



前職のデイサービスを辞めたときにはヘルパー2級(現・介護職員初任者研修)しか持っていなかったので、訪問介護のヘルパーとして就職しました。
「男性が訪問介護?」と思うかもしれませんが、私にはとても合っていましたね。

デイサービスはチームワークが大切で、自分の思いよりチームを優先しましたが、訪問介護は1対1なので、利用者さんが望むことを、自分で考え実践して、喜んでいただける。
その達成感、個別性、合理性も自分には合っていました。

気難しい利用者さんもいましたが、それはあまり気にならなかった。むしろ、お年寄りからいろいろなことを教えていただいてありがたかったです。
自分が脱いだジャケットをソファの上に置いたら、「床に置くものです」と怒られたこともあります。申し訳ない、とすぐに謝りました。
濡れたカッパは玄関の外で脱ぎ、自分のタオルで雨粒をはらってから玄関に入ることも教えてもらいました。

こういうふうに叱られることを、「ヘルパーを下に見ている」と思う職員もいるかもしれませんが、そうではないんですよね。
お年寄りは、こういうことは当然の礼儀として身についている。ご自身が誰かの家を訪ねるときもこうしているのです。社会常識なんですよね。

この先、人として生きていく上での大切なことを教わり、本当に感謝しています。
前の職場では、利用者さんが私の働く職場に来てくださったので、このようなマナーは考えたこともなかった。人と接する職業という上で、ひとつ大人になれた気がしました。


【転職先での人間関係】人間関係もよく、上司も信頼できる

前職のデイサービスでも人間関係はよかったですが、ここも非常によいですね。
転職のポイントは「キャリアパスがしっかりしていること」「人間関係がいいこと」でしたので、実際に働いてみて人間関係がよいと感じられて、非常によかったと思いました。

仕事の上でミスをしたときも、上司がしっかりと対処してくれて。
もちろん、私も利用者さんや上司に謝るのですが、くどくどと叱られることはなかったですね。
「ここがまずかったね、今度からこうするといい」というふうに冷静にアドバイスをくれたのが、ありがたかったです。


【転職後のキャリアプラン】介護タクシー、居宅介護支援事業所でも勤務できる

会社からは、介護タクシーの運転手もやってほしいと望まれました。
介護事業所で介護タクシー部門を持っているところは珍しいと思いますが、需要はとても多いです。

在宅の高齢者は、通院していることが多い。ひとりで歩けない方は、公共交通機関で病院に行くのは難しいので、介護タクシーが必要となります。
ドライバーは、運転するだけでなく、タクシーへの乗り降りなどの介助もおこなうため、ヘルパー2級または介護職員初任者研修以上の資格と、普通自動車二種免許の資格が必須です。

通院のほか、お墓参りや買い物などの需要もあり、毎日分刻みで稼働しています。
人が足りないので、訪問介護のヘルパーをやりながら、介護タクシーのドライバーも兼務するという働き方でした。
でも、ふたつの仕事ができるのは、自分に広がりが持てるような気がして、いやなどころか、うれしかったですね。

また、私の勤務先は、居宅介護支援事業所を併設しているので、介護支援専門員の資格を取得すれば、ケアマネジャーとして働くこともできます。
とりあえず前職のデイサービスにいたときよりも、仕事の幅がグンと広がりました。


【資格取得】介護福祉士、介護支援専門員、普通自動車二種免許を取得



介護の技術については、前職のデイサービスで介護の基本は身についていたので、それほど問題はなかったと思います。
体系だった研修制度はありませんでしたが、折に触れて先輩や上司が教えてくれますし、わからないことは自分からサービス担当責任者などに問いかけ、教えてもらっていました。

訪問介護の仕事をしている間には、介護福祉士と介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格を取りました。
資格取得支援の制度はなかったので自腹でしたが、研修や試験を受けることに関しては歓迎してくれ、問題なく試験のために休むこともできました。

また、介護タクシーのドライバーをするためには、普通自動車二種免許が必要です。
教習所で講習を受けてから試験に臨む方法もありますが、運転経験も豊富だったので、いわゆる「一発試験」を受け、合格しました。
その受験費用は会社が出してくれました。


【転職した結果】キャリアアップ、人間関係とも正解だった

転職に際してのポイントにしていた、キャリアアップと人間関係。どちらも以前の職場よりも勝っていて、転職は正解だと感じています。

まず、以前の職場はデイサービスしかなかったので、キャリアを昇りつめるといっても施設長ぐらいしかなかった。
けれど、ここでは職種としてもさまざまな経験ができます。訪問介護と介護タクシーのふたつの職種に就くことができました。

介護支援専門員の資格を取得してからは、居宅介護支援事業所に異動になり、今はケアマネジャーとして勤務しながら、介護タクシーも掛け持ちしています。

職場の人間関係は、とても良好です。以前のところもよかったのですが、ちょっとなあなあな雰囲気になりがちでした。
ここは、良好な人間関係を持ちながら、成長していけるような土壌があります。

それに、以前の職場は残業代が出ませんでしたが、今は出ますし、介護福祉士、介護支援専門員と資格を取得するごとに資格手当がもらえるのもよかった。
転職して100%正解だったと思えています。

次回は、1日の仕事の流れなどについて詳しく聞きます。

<三輪 泉(ライター・社会福祉士)>

*U・Tさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目、2回目、3回目4回目(最終回)はこちら



●先輩たちの職場選びの失敗事例に学ぼう
→ 「こんなはずじゃなかった…」 転職先選び 私の失敗談


●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●

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