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転職「成功・失敗」体験談

私の理想の介護ができる!施設長はやりがいがいっぱい~転職体験Rさん3

2019年11月13日

◆グループホーム(正社員/リーダー)→グループホーム(正社員/施設長)

R・Eさん(女性・59歳)
介護業界での経歴詳細
●グループホームA(パート→契約社員)(勤務期間:3年/年収約310万円)
●グループホームB(正社員)(勤務期間:3年/年収約400万円)
●グループホームA(正社員)(勤務期間:2年/年収約500万円)

保有資格:介護福祉士
介護以外でのその他経験:メーカー(事務職)、クリニック(医療事務)、配送会社(受付事務)
家族構成:夫、長女

*R・Eさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目2回目(前回)はこちら

 

【転職後の処遇】施設長として責任は増えたが、やりがいも年収もアップ

年齢も学歴も関係なし!「施設長」の役職で給与が決まる

以前働いていたグループホームに、出戻りという形で転職。
会社がこれから立ち上げる、新しいグループホームの施設長に推薦され、「正社員の施設長」になれたのはとてもラッキーでした。

私はこの時点でそろそろ60歳。
他の企業では、正社員から契約社員になるか、退職して業務委託などになる人も多いのではないでしょうか。

しかし、うちの法人の定年は65歳、それまでは正社員として働けるのです。
給料明細を見て、夫は「60歳を過ぎたら、なかなかもらえるような金額ではないよ。会社に感謝だね」と言いました。
たしかにそうです。
多くの方は、60歳を過ぎると、大企業でも年収が300万円を切る、と他業種の友人からは聞いています。
また、うちの法人は、大卒であろうと高卒であろうと、『施設長』という役職で給与が決まります。
私は短大卒ですが、大卒の方と給与で差が出ることはありません。
本当にありがたいことです。

業務の合間に施設長になるために必要な研修を受講

施設長になるための資格や要件は、施設によって違いがありますが、うちの法人では介護福祉士の資格と施設長になるための研修が必要、というきまりになっています。

介護福祉士資格は、1度目の転職の後に、取得していました。
ただ、法人が定めた管理者研修と施設長研修を受ける必要がありました。
これらの研修は、この法人では年に1~2回しか開催されないのですが、ちょうど私が転職して、新しいグループホームがオープンする間に受講できたのです。
ラッキーでした。

業務の合間を縫って研修を受け、施設長になる準備が着々整いました。
これで晴れて正社員として働けます。

勤務はフレックス制、介護スタッフの采配も思いのまま

正社員として採用になったので、契約社員だった以前よりも給料は高くなり、ボーナスも増えました。
管理職なので残業代は出ませんが、夜勤のときは夜勤手当をもらえます。

他の会社では、夜勤に多く入る現場の介護職とあまり収入が変わらないにも関わらず、責任が重い施設長の役職はそれほど人気がなく、なり手が見つからないこともあるそうです。
でも、私としては、自分でスタッフを採用でき、自分らしい介護ができる、という点で、施設長という立場はとても魅力でした。

また、フレックスタイム制なので、人員がちゃんと満たされていれば、家庭の用事を済ませたあと午後から出社したり、夕方早めに退社したりすることもできます。

そのかわり、何か問題があれば、休日でも出勤することがあります。
そのあたりを「自由でいい」ととらえられれば働きやすいし、「勤務時間が定まらなくていやだ」と思えばつらく感じるのかもしれません。
私は自分の采配で仕事ができる施設長の仕事は、とても働きやすいと感じています。

 

【グループホームでの施設長の仕事】経理も人材管理もすべて責任を持つ

現在の私の働き方は以下のような感じです。

9:30~ 出勤。夜勤のスタッフが退勤する前には基本的に出勤しておきたい。
夜間にあったことを申し送りしてもらい、昼間のスタッフに引き継ぐ。リーダーに任せることも多いが、スタッフの困りごとの共有をしておきたいので、スタッフとの対話は大事にしている。

10:30~ 区役所の高齢者担当職員、生活保護担当職員と面会。
グループホームは組織が小さいので、常に満室状態かそれに近い状態にしておくことが原則。役所に相談に来る人の中から、うちのホームに紹介してくれることも多いので、挨拶に行き、覚えておいてもらうことが必要なため、営業も大切な仕事のひとつ。
書類の受け渡しなども多く、区役所とのやりとりは重要。

12:00~ 休憩。ホーム内の休憩室で昼食をとる。

13:00~ おやつの買い出し、利用料のチェックのための銀行回り。
このホームでは、独立採算のような形で、ホームごとに会計管理の多くの部分を施設長が担う。もちろん本部の経理が束ねているのだが、利用料のチェック、支払いが遅れている人への連絡などは、施設長の仕事。

15:00~ ホームに戻って、本部とのメールや電話でのやりとり。事務処理。

16:30~ そろそろ夜勤のスタッフが出勤してくる時間。申し送り、声かけなどをする。
うちのグループホームの場合、夜勤スタッフの配置は1フロアに1人。不穏で大変な利用者さんがいる場合は、自分がサポートに入る場合もある。今日の利用者さんの様子を細かく打ち合わせ。

17:00~ 早番スタッフが帰るので、声かけ。時にはスタッフの悩み相談にのる。

18:30~ 遅番スタッフが帰る時刻。本当は自分も帰る時間なのだが、遅番スタッフが何か話したそうにしているときは、事務所で少し話を聞く。その後退社。

 

【勤務時間】自分の時間と仕事の時間の切り替えが重要

施設長は、グループホームの責任を持つ立場。
私の携帯電話は何かあれば24時間、いつでも鳴ります。
もちろん、家に帰ってからは何事もないように祈っていますが、急を要することが発生することも日常です。
夜勤スタッフからのSOSがあり、出向く必要があれば、出勤もします。

高齢者はいつ具合が悪くなるかわかりませんし、看取りもするホームですから、それは覚悟の上です。
うちのホームで天寿を全うし、ご家族にも「ここで最期を迎えられてよかった」と言っていただけるよう、気持ちの上ではいつもスタンバイしています。

それが施設長の責務ですから。
8時間勤務で、あとは仕事のことは忘れたい、という人には向いていない仕事かもしれません。
反対に、利用者さんを含め、チームで暮らしを作っていくことが楽しいと思うような人には、うちの施設長はやりがいが大きいと思います。

 

【施設長としての業務】利用者さんの集客も大事な仕事

グループホームは満室になってこそ、収益が出ます。
施設長は、集客の能力があることも、大事な資質のひとつです。

近辺の居宅介護支援事業所は、営業先としてはスタンダードです。
在宅支援がだんだん難しくなってくると、次はグループホームに、というケースが多いからです。

また、病院の生活相談員の方から、うちのグループホームへの入所を紹介してもらうこともあります。
認知症の方の中には、精神的な病気を抱えている人もいます。
ですから、精神病院の生活相談員の方から、患者さんの入居の打診もあります。

グループホームに入居してから具合が悪くなり、入院する方や亡くなる方、特別養護老人ホーム(特養)に転居する方もいて、常に部屋を満室にしておくのはなかなか大変ですが、そういうやりくりや、人材確保も含めたマネジメント力が、施設長には望まれています。

 

<三輪 泉(ライター・社会福祉士)>

最終回の次回は、グループホームの施設長としての仕事の魅力や、介護職としての今後の展望について伺います。
次回「施設長2年目。60代でも介護業界ではまだまだ現役です~転職体験Rさん4」は、11月20日に公開予定です。

*R・Eさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目2回目(前回)はこちら

●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●

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