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転職「成功・失敗」体験談

転職活動では「収入」と「自分の時間」のバランスを重視~転職体験Fさん4

2019年4月10日

◆グループホーム(正社員/介護福祉士)→小規模多機能型居宅介護(正社員/管理者)→介護付き有料老人ホーム(正社員/介護職)

F・Dさん(男性・36歳)
●グループホーム(勤務期間:4年/年収約350万円/管理者手当・計画作成手当)
●小規模多機能型居宅介護(勤務期間:4年/年収約350万円/管理者手当)
●介護付き有料老人ホーム(勤務期間:3年半/年収約500万円/介護福祉士手当)

介護業界以外でのその他経験:飲食店(勤務期間:4年)
保有資格:介護福祉士、介護支援専門員、社会福祉士
家族構成:妻、長男、次男

*F・Dさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

【転職活動で重視したポイント】「給料」と「自分の時間」が確保できるか

子どもを育てていける収入をあらかじめ考えておく

介護業界での転職に際しては、「給料が確保されること」を念頭に置きました。

未経験で介護業界へ転職したときには給料が半減しましたが、当時は子どもがいなかったので、夫婦の給料を合わせてやっていければいい、と考えた部分もありました。
ですが、介護業界内で初めて転職したとき(グループホーム→小規模多機能型居宅介護)には、立ち上げたばかりの小規模多機能型居宅介護事業所でしたが、以前の給料と同じかそれ以上であることを条件として転職を決めました。
その結果、サービス残業は多かったですが、最終的には年収で400万以上を得ていました。

今働いている有料老人ホームへの転職のときには、長男のほか、もう1人子どもが欲しいと思っていました。
妻も正社員として働いていますが、これから教育費がかかるから自分も収入を確保したい。けれど、家族で過ごす時間もきちんと取りたい。
それには、大手の資本の入っているところがいいと思い、役職が付くことよりも、勤務時間と安定した収入を重視して転職活動をしていました。

組織が大きければ、処遇などの基準もはっきりしていますし、「個人のさじ加減」で処遇が決まるようなことも少ないです。
介護福祉士の資格を持っていたので、基本給も高く設定してもらえました。
以前の小規模多機能型居宅介護では「学び」という名目の残業が多かったので、定時で勤務する場合の給料の基準がしっかりしていることが、ありがたいと感じています。

仕事以外の時間にしっかりと休める環境を整える

また、以前の職場では、「通常の勤務のほかに、外部の研修講師などを行うことも許可するから、それで年収を上げればいい」と言われました。
けれど、それでは外部の仕事のための時間をとられ、休息や家族との時間が確保できません。
できるだけ残業時間が少なく、残業がある場合は残業代がもらえるような会社を選ぶのが理想です。

面接の時に、処遇については臆せずきちんと聞いておいてよかったと思っています。

 

【転職後のキャリア】リーダー職に、できれば教育担当に

同僚に認められることでキャリアを積みたい

以前は管理者として勤務していましたが、現在の有料老人ホームでは役職のない立場から働き始めました。その立場でも周囲の人たちに認められて仕事がしたいと考えたのです。
そんな自分を見てくれていたのか、入職2年目で次期リーダー職に、と声をかけてくれました。
じっくりと周囲の信頼を得て、本当の意味で信頼される立場になりたいと考えています。

現場に役立つ教育や研修に携わりたい

リーダー職についたら、現場の介護職の教育担当になりたいとも考えています。
グループホームでも小規模多機能型居宅介護でも、現場に即した教育内容を考え、それをすぐに現場で実践し、効果や反省点をみんなで共有する、ということができていました。
その点は非常に良かったと思っています。
最近は学校を卒業してすぐに入社してくる新人も多くなりました。
そこで、自前の介護の学校のようなものを作り、必要な介護技術や介護のマインドを現場のOJTでみんなが身につけていく、という循環をしていきたいと、上司とも話し合っています。

この組織では副業は認められていないので、外部の研修などで報酬を得ることは考えていません。
組織に役立つ実践的な研修を深めて、実施していければ、と考えています。

 

【転職して良かったこと】介護職として様々な現場から経験を得られた

今後は今の職場にできるだけ長く勤務したいと考えています。
同じ職場で長く働くことで、人間関係を深め、役職としてもステップアップしていきたいと考えています。

ただ、これまでの経験は無駄ではなく、知見になっています。
最初の職場で経験した上層部の人間関係のもつれ、次の職場で経験した上司との意見の食い違い……。そうした経験を経て、今の自分があります。
それぞれの職場には悪かった面だけではなく良かった面もたくさんあり、特に、最初のグループホームでのケアは非常にすばらしく、みんなで研修をする中で、現場のスタッフひとりひとりがスキルアップをし、意欲も高めていくことができました。
最初の職場での実践があったからこそ、今につながっています。

これらの経験を活かし、今の職場でさらにスキルも意識も高めていきたいと思っています。

 

【将来への展望】医療、福祉をソーシャルワークの視点でよくしていきたい

介護スキルを蓄積して、本人が望むケアをしてあげたい

介護職は、介護のスキルあってのもの、と考えています。
スキルがあるからこそ、介護される方の思いを現実にできます。

自分の父親は、病院から老人保健施設に移り、その後も家に戻ることなく亡くなりました。
本人は家に帰りたかったと思います。
自分はその頃、それなりのキャリアを積んでいたと思いますが、自分の家族にも良い提案ができず、家に帰すことができなかった。
最期の父のつらそうな表情が忘れられません。

家に帰りたい人には帰してあげられるようなケア、あきらめなくていいケアをしたい。
それが達成されるようになるまでは、この仕事を辞められないな、と心に決めています。

福祉が充実した町づくりへ

「最期まで自分らしく暮らすために」と考えていくと、おのずと介護の枠を飛び越えてもっと広い視野で「人の暮らし」を考えていくべき、という思いに行き着きます。
介護が必要になった人や病気を持った人が自宅に帰り、心地よく暮らすためには、周囲の人たちが、そして暮らしていく町が、あたたかく迎え入れる環境が不可欠です。
車いすの人がスムーズに移動できるインフラや、安心して生活できる在宅医療、そして介護との連携……。
介護のスキルを強く深くしながらも、広い視野で環境づくりを考えていくことが、今後の高齢化社会を支える基盤になります。

今、多くの介護職、医療職の方が言うように、僕もまた、人にやさしい環境づくり、町づくりに興味があります。
もともと、高校生の頃は都市開発がやりたいと思っていたし、介護の仕事を始めた今になってその思いが現実につながっていくことを実感します。

ソーシャルワークの視点で広く介護を考える

社会福祉士の資格の勉強の中で、人は社会の中で生きていくことを学び、その社会自体を整え、だれもが快適に意欲を持って暮らしていける生活を実現していくことの大切さも学びました。

介護の分野で高齢者を見つめるのはもちろんのことですが、医療、福祉を融合し、ソーシャルワークの視点で地域の高齢者の暮らしをより良くしてくことを考えたい。
そのために、自分は何かできるのかを考え、じっくりと実践していきたいと考えています。

<三輪 泉(ライター・社会福祉士)>

*F・Dさんの「転職 成功・失敗 体験談」…1回目2回目3回目4回目(最終回)はこちら

 

●○● 介護業界で転職する時の 基本ノウハウ ●○●

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